木漏れ日の中で

~元・不登校先生と子供たちの歩み~

嬉しい答え合わせ

May 28, 2025

こんにちは!

先日は祖母を連れて、市民の森の花しょうぶを見に行ってきました!久しぶりにおばあちゃん孝行ができてよかったです😊​

梅雨入りして、どんよりした日が多くなりますが、積極的に体を動かして、梅雨を乗り切りたいと思います!

さて、最近嬉しい出来事がありました。

高学年の子達が自分たちで週末に遊びに行く計画を立てることにしたそうなんです。

「え?何が嬉しいの?」と思われるかもしれませんが、生徒達を真剣に見守ってきたからこそ、心の底から嬉しいと思える私の特権かもしれません。そんな風に思えるくらいとにかく嬉しかったのです。

不登校の子供達は「自由」を求めていると思われがちです。実際、私自身は自由を求めて不登校になっていたように思えます。学校のルールや、社会の同調圧力が息苦しく、自分の意見や個性が受け入れられないことに反発していました。

なので構想を練っている段階では、「きっとそういう子達が来るだろうから、しっかり環境を整えて、凸凹があっても、繊細でも、一人一人の道を応援できるような学校にしよう!」と意気込んでいました。

ですが、蓋を開けてみると、どうも違うように感じました。「自由」よりもむしろ「干渉」や「つながり」を求めているようでした。

基本的に「先生がいる方が安心」という状況で、程度に差はあれど、みんなが関心を必要としているように思えました。

幅広い学年層で、個性も様々。

一人一人に平等に注意を向けつつ、成長を促し、交友関係を見守ることは、簡単なことではありませんでした。

過干渉にならないように、でも寂しく感じさせないように、適切な距離を測りながら、「何かを満たしてあげるべきだ」と言語化できない使命感から試行錯誤の繰り返しでした。

それが功を成したのかはわかりません。

それでも、ここで見つけた仲間と自分たちで計画を立て、それを楽しそうに話してくれる姿を見ると、生徒の間で信頼関係が築け、また成長を見守れたのだと答え合わせができたようでした。

もちろん人間関係にトラブルはつきものですし、心配はたくさんあります。

それでも、子供達達が安心して遊べる仲間との「つながり」を見つけられたことは、運営し、見守る立場としては、すごく心にじーんと来るものがありました。

何年も友達と遊んでいなかった子、友達と遊びに行くなんて初めての子もいます。

「青春を取り戻すぞー!!」と叫んでいました(笑)

山あり、谷あり、悩むこともあるけれど、こんな風に不登校の子供時代の中にも明るい思い出がもっとできて、未来の彼らを支えてくれますように。

そんな風に祈りながら、私はこれからもドタバタ試行錯誤向き合っていきます😌​

ここまでお読みいただきありがとうございました✨